私の仕事は大きく分けて「電気回路設計」「ラダープログラム作成」「現地調整」の3つです。
電気回路設計はECADを用いて制御盤の作図を行います。電気容量に合ったブレーカーの選定やセンサやモータに必要な電気機器の選定を行います。
ラダープログラム作成は基本的なラダー制御から他メーカーとの信号取合、位置決め制御などを行います。
現地調整は、作成した制御盤、プログラムを実際の生産に適したものに調整をしていきます。他部署の仲間や、他メーカーの人々と協力し合って完成を目指しています。

私が入社5年目の時に販売価格５億円の施設を担当しました。それまで、一人で施設を担当することはあっても規模が大きいものは初めてでした。納期までの日程把握や本生産に向けての調整など四苦八苦することは多々ありましたが、他部署や協力会社に大いに助けてもらい無事に納めることが出来ました。そこで私自身が少しずつでも成長できていることの実感と一致団結して1つの仕事を終える達成感をうれしく感じることができました。
また、上司が正当に評価をして担当を決めていることが、うれしく思うと共に安心しました。今まで経験していない大きな施設がまだまだあるので、それらを担当できるように日々努力しています。

私が就職活動の時に意識した点は「退屈にならない会社」でした。
シブヤ精機の機械は客先の要望に応じた完全受注生産という事と、扱う品物が大根・馬鈴薯・林檎・スイカ・工業製品と多種多様のため広い知識と経験を得ることができると思い入社しました。入社してからは、業務内容が設計→現地調整といったように同じ仕事ではないため、メリハリをつけて取り組むことが出来ています。当社の機器を納める施設は全国各地にあり、出張も全国を回ります。また、他県に出る事がほとんどなかった私にとって、出張（現地調整）は仕事以外の経験と刺激の場でもあります。そういった仕事内容での刺激はもちろんの事、仕事内容外でも刺激を得られる当社の業務はとても魅力的なところだと感じています。