農家の方が収穫した野菜や果物を、大きさや形、色などから自動で仕分けて梱包まで行う設備の機械設計部門に所属しています。果実や箱を搬送するコンベヤ、重量を見ながら果実を箱に詰める装置、通路や階段など、幅広く設計を行っています。
選果設備全体の設計を行うため、ラインごとに担当者が分かれており、仕様が統一できているか、他のラインに干渉していないかなど、他の担当者の方と連絡をこまめに行うよう心掛けています。

私が所属している部門は、野菜や果物、段ボールやコンテナなど多種多様な機械の設計を行うので、様々な知識が身に付きます。ミカンなどスーパーでよく見ているものでも、商品として扱うようになると、設計上で気を付けることが多くあり、色々な角度から物を見ることができるようになりました。
また、会社の中に工場があるので、自分が描いた図面が実物になり、動くところまで見ることができるので、仕事の手ごたえが十分に感じられます。

設計の仕事は、製品を受注してからお客様に納品するまでの工程の中では前半の業務になるので、後工程の方に迷惑が掛からないよう注意をしています。具体的には、設計者が描く図面１つで部品製作や組立の方の作業性が変わるので、しっかりと確認作業を行います。
また、社内に部品発注から現場で作業する人までいるので、いろいろな方と連絡を取り合い、問題の改善に努めています。